Excelには膨大な関数があります。
「あの計算がしたいけど、どの関数を使えばいいのか分からない…」といったケースは多いですよね。
今回は、そんなエクセル関数の疑問をAIで一気に解決する「エクセル関数調査プロンプト」をご紹介します。
業務効率が劇的に上がりますよ!
プロンプトを使うメリット
このプロンプトを使うと下記のメリットがあります。
- 関数の検索時間を短縮:計算内容や使用例を入力するだけで、該当する関数やその解説を表示できます。
- エクセル初心者も安心:どの関数を使えばいいか一発でわかるため、初心者も迷わず関数が使えるようになります。
- 業務の効率化:データ分析や経理処理、売上管理など関数を多用する業務の効率を飛躍的にアップさせます。
利用シーン
- 特定の計算をしたいが、エクセル関数でどれを使うべきか迷ったとき
- エクセルの関数の使い方や注意点を簡単に確認したいとき
- 新しい関数を覚える際に、具体的な例を見ながら理解を深めたいとき
Excel関数調査プロンプト
下記の手順通りに生成AIツールに入力してください。
プロンプト(指示文)の使い方
- 生成AIツールにを開き、以下のプロンプトをコピー&ペーストする
- __欄を入力する
- 生成AIツールにメッセージを送信する
実際のプロンプト
ここではいくつかの質問例とその回答例を紹介します。
あなたの目的に合わせて自由に変更・削除してお使いください。
例1.複数列のデータを1つにまとめる方法
質問例
ExcelのA列に「姓」、B列に「名」が記載されている場合、これらを1つの列に結合する方法を教えてください。
#依頼詳細
具体的な手順と、必要な関数や式の具体例を含めて、簡潔かつ明確に説明してください。
回答例
手順:Excelで「姓」と「名」を結合する
C列(または任意の列)に結合結果を表示するセルを用意します。
C2セルに以下の式を入力します:
excel
コードをコピーする
=A2 & B2
結果例:「山田」と「太郎」が結合されて「山田太郎」になります。
姓と名の間にスペースを入れたい場合は、以下の式を使います:
excel
コードをコピーする
=A2 & ” ” & B2
結果例:「山田 太郎」のようにスペース付きで結合されます。
Enterキーを押すと結合が完了します。
C2セルの内容を下のセルにコピーするには、C2セルの右下にあるフィルハンドルを下方向にドラッグします。
例2.日付や時間管理に便利な関数を調べる方法
質問例
日付や時間を管理するために役立つExcel関数を教えてください。
#依頼詳細
具体的な手順と、必要な関数や式の具体例を含めて、簡潔かつ明確に説明してください。
回答例
1.DATE関数
構文
excel
コードをコピーする
=DATE(年, 月, 日)
説明
DATE関数は、指定した年、月、日を組み合わせて日付を作成します。
使用例
例:2024年12月31日の日付を作成する場合
excel
コードをコピーする
=DATE(2024, 12, 31)
結果:2024/12/31
2.NOW関数
構文
excel
コードをコピーする
=NOW()
説明
NOW関数は、現在の日付と時間を返します。セルが更新されるたびに値が自動的に更新されます。
使用例
例:現在の日付と時間を表示する場合
excel
コードをコピーする
=NOW()
結果例:2024/06/12 14:35(実際の日時によって変わります)
3.特定の日付から日数を計算する方法
日付に日数を加算する
例:2024年6月1日から30日後の日付を計算する場合
excel
コードをコピーする
=DATE(2024, 6, 1) + 30
結果:2024/07/01
2つの日付の差を計算する
例:2024年7月1日から2024年6月1日までの日数を計算する場合
excel
コードをコピーする
=DATE(2024, 7, 1) – DATE(2024, 6, 1)
結果:30
まとめ
DATE関数:指定した年、月、日で日付を作成する。
NOW関数:現在の日付と時間を表示する。
日付の計算:日付に数値を足したり引いたりして、特定の日付を計算可能。
これらの関数を使えば、日付や時間を効率的に管理できます!
例3.条件付きでデータを処理する方法
質問例
#依頼
条件に基づいてデータを処理するために使えるExcel関数を教えてください。
#依頼詳細
条件付きでデータを処理するIF関数やVLOOKUP関数の使い方を、具体例を交えて簡潔に説明してください。複数の条件を使った応用例も含めてください。
回答例
条件に基づいてデータを処理するExcel関数
- IF関数
構文
excel
コードをコピーする
=IF(条件, 真の場合の値, 偽の場合の値)
例:基本的な使い方
A1が80以上なら「合格」、それ以外は「不合格」
excel
コードをコピーする
=IF(A1 >= 80, “合格”, “不合格”)
複数条件の例
A1が80以上、かつB1が90以上なら「優秀」
excel
コードをコピーする
=IF(AND(A1 >= 80, B1 >= 90), “優秀”, “標準”)
- VLOOKUP関数
構文
excel
コードをコピーする
=VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, FALSE)
例:基本的な使い方
商品コード「A002」に対応する価格を検索
excel
コードをコピーする
=VLOOKUP(“A002”, A2:C4, 3, FALSE)
IF関数とVLOOKUP関数の組み合わせ
例:商品コードが存在しない場合「該当なし」と表示
excel
コードをコピーする
=IFERROR(VLOOKUP(D1, A2:C4, 3, FALSE), “該当なし”)
ポイント
IF関数:条件分岐に使う
VLOOKUP関数:リストからデータを検索
組み合わせ:エラー処理や条件付き検索が可能
これで簡単にデータ処理ができます!
あっという間に、わかりやすく説明してくれました。
まとめ
エクセル関数の調査プロンプトを使えば、業務でのエクセル操作が驚くほどスムーズになります。
関数の選定にかかる時間を削減し、業務の効率化に役立つこの方法をぜひ試してみてください。